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生クリームは20℃を超えると、冷やしても元に戻りません——日本乳業協会はドアポケットにも入れないよう答えています
生クリームのパックを、冷蔵庫のドアポケットに立てていませんか。
日本乳業協会は、ドアポケットに入れないよう答えています。理由は、揺れです。
もう1つ、20℃という線もあります。一度そこを超えたクリームは、冷やしても戻りません。同協会の「乳と乳製品のQ&A」で読んでいきます。
何度を超えると、だめになりますか?
買い物から帰るまで、少しぬるくなってしまいました。
同協会が挙げている線は20℃です。
クリームの温度が20℃以上になるとその後冷却しても、品質は元に戻りません。
元に戻らないと、どうなるのか。同協会は、コーヒーに入れると固まったり、油が浮いたりすることがある、と書いています。泡立てる用のクリームは、泡立てても空気を抱き込まずダレてしまう、とも。
見た目では分からなくても、使ったときに違いが出ます。なぜドアポケットはだめなのですか?
クリームに衝撃や振動を加えると、容器の中でホイップされてしまい固化する原因になります。
続けて、はっきりこう書かれています。
冷蔵庫のドアポケットには入れないでください。
扉を開け閉めするたびに、ドアポケットの中身は揺れます。牛乳と同じ形のパックなので、つい牛乳の隣に立ててしまいがちです。
ヨーグルトでも、揺れると水分が出るのでドアポケットを避けるよう、明治が答えていました。乳製品のうち、揺れを嫌うものは少なくありません。
反対に、マヨネーズはキユーピーがドアポケットを勧めていました。こちらの理由は、冷えすぎで油が分かれるのを避けるためです。
同じ冷蔵庫の同じ場所でも、食品によって勧められたり避けられたりします。理由が揺れなのか温度なのかで、答えが逆になります。
クリームの場合は、揺れのほうが問題です。冷えていても、揺れれば中で泡立ってしまいます。
置くなら、扉から離れた棚の奥です。ここは当サイトの補足ですが、揺れを避けるという同協会の理由に沿った置き場所になります。
開けた後は、いつまでですか?
開封したらしっかり封をして、ニオイの強いもののそばに置くのをさけ、賞味期限にかかわらず早めに使用してください。
余ったクリームは冷凍できますか?
泡立てた後なら、冷凍できます。
ホイップ用クリームは液状のままでは冷凍できませんが、泡立てたものは冷凍保存できます。
同協会は、冷凍したものをコーヒーや料理に使うよう勧めています。
コーヒー用のクリームも冷蔵ですか?
コーヒー用クリームの中には常温保存が可能なものがあります。パッケージの表示に従って保存してください。
・20℃以上になると、冷やしても元に戻らない
・揺れると固まるのでドアポケットに入れない
・開けたら封をして、賞味期限にかかわらず早めに
・液体のままは冷凍できない、泡立てた後なら冷凍できる
・コーヒー用はパッケージの表示に従う
あわせてバターは一度溶けると、冷やしても元に戻りませんとヨーグルトは開けたら賞味期限より「2日」が目安もどうぞ。
冷蔵庫のクリームをどうするか
- ドアポケットに立てていたもの:棚の奥へ
- 買い物の帰りにぬるくなったもの:20℃を超えていれば、冷やしても戻らない
- 使い切れない分:泡立ててから冷凍する
よくある質問
固まってしまったクリームは使えますか
このページには、固まった後に使えるかは書かれていません。書かれているのは、揺れや温度で固まる原因と、それを避ける保存の仕方です。
植物性のホイップも同じですか
このページは「クリーム類」についての答えです。商品ごとの保存方法は、パッケージの表示を見てください。
出典
- 日本乳業協会「クリーム類を上手に保存するにはどうすればいいでしょうか?」 https://nyukyou.jp/dairyqa/2107_245_423/ (20℃/揺れ/ドアポケット/開封後/冷凍/コーヒー用)